青森県保険医協会について

ご挨拶

2026年 年頭所感

医院経営や資格確認等の問題解決へ 会員の声を届けて参ります

 あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 12月に発生した本県東方沖を震源とする地震で、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。会員医療機関から聞き取りを行い、建物の損壊や機材の破損、物品の散乱、水道の漏水・濁りなどのさまざまな被害を確認しております。復旧に時間を要し、休診を余儀なくされた医療機関もありました。本会としても、できる限りの支援を行って参りたいと考えております。会員の皆様には、今後の地震状況や二次被害にも注意しながらお過ごしいただきたいと思います。

診療報酬改定対策含め、物価高騰に向けた活動を

 前回の2024年度診療報酬改定から、さらに物価高騰が続いており、医療機関の経営を苦しめています。11月26日に公表された第25回医療経済実態調査の結果によれば、2024年度について、全国の医療機関の病院で7割、診療所で4割が経営危機に瀕しているとのことです。本調査ではサンプルの抽出方法や中央値に注目している点で、正確な状況把握となるかは疑問ですが、医療機関の経常利益は減少傾向であり、医院経営の悪化は明白です。このままでは多くの病院や診療所の経営が立ち行かなくなり、地域医療が崩壊する可能性があります。
 そうした中でも、診療報酬の抑制に限らず、高額療養費制度の見直しやOTC類似薬の保険外しなど、社会保障関係費の予算を抑制する政策の提案が依然続いています。政府が掲げる「持続可能な医療の実現」が、むしろ困難な状況に陥りかねません。
 本会は昨年、物価高騰対策や診療報酬引き上げを求め、厚生労働省へ要請を行うなど、医療機関や会員の生活を守る活動を行って参りました。次期診療報酬改定に向けても、医療機関の経営改善や不合理是正につながるよう、要請を重ねて行って参ります。皆様には忌憚のない現場の声をお寄せいただければ幸いです。

青森県保険医協会 会長
津川 信彦

資格確認の負担軽減へ 各所へ働きかけを行います

 12月2日、従来の健康保険証が有効期限を迎え、マイナ保険証や資格確認書による資格確認が原則となりました。一方、有効期限切れの健康保険証も、2026年3月末までは特例的に使用できることとなりましたが、医療機関および国民への情報の周知が十分ではなく、窓口での周知も求められるなど、医療現場の業務負担が大きくなっています。
 今後も資格確認を巡る窓口トラブルが予想されますが、医療現場の負担を軽減するために、マスコミへの働きかけを含めた日頃の情報発信の機会を大事にしていきます。また、マイナ保険証の保有状況にかかわらず全被保険者に資格確認書を発行することを含めて、関係各所への要請も継続して行って参ります。
 今年1年、皆様が健康でご活躍されることを祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

専門部活動のご紹介

青森県保険医協会では、様々な専門部を置き、会務の適正な執行、研究・研修機会の企画立案と実行、公報活動などを行っております。

会員の入退会状況などを確認・分析し、魅力ある協会づくりのための意見交換などを行っています。

共済制度の普及や、適正な給付のために意見交換を行い、制度改善のための意見もとりまとめています。

「青森県保険医新聞」の企画・立案、公報のあり方について意見交換を行い、とりまとめています。

医療保険請求上の分からない点や問題点を広く会員から集約し、内容について調査・検討したり、提言案をとりまとめます。

環境と人体にかかわる様々な問題について洞察し、研究会や講演会なども企画し、それぞれの分野で情報発信もしています。

各種文化行事の企画や、会員・職員のためになる活動を推進しています。