青森県保険医協会について

ご挨拶

greeting

2022年 年頭所感

コロナ禍の今こそ医療制度の充実、地域医療の向上を

 あけましておめでとうございます。昨年11月20日に開催された第43回定時総会にて会長に就任いたしました津川信彦と申します。年頭にあたり、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

青森県保険医協会 会長
津川 信彦

ワクチン接種進むも光はまだ見えず

 新型コロナウイルスが世界で猛威を奮い初めて間もなく2年が経ちます。しかし、収束の見通しは立たないまま、感染者・犠牲者が増え続けています。ワクチン接種率が世界トップレベルの日本も状況は一進一退の繰り返しで、医療機関には緊張感が漂い続けています。皆様にはくれぐれも健康にご留意の上、保健医療活動に尽力いただければと思います。

通常医療とコロナ医療の両立、余力の確保

 さて、2022年度の診療報酬改定が−0.94%(「本体」部分+0.43%、「薬価等」−1.37%)に閣議決定されました。コロナ医療と通常医療を両立していく体制の構築と、医療従事者の慢性的な負担を軽減するための財源確保が強く求められますが、とても十分な数字ではありません。
 第5波による爆発的感染拡大で、医療提供体制の脆弱ぶりが顕在化しました。「世界より感染者数も重症者数も圧倒的に少ないのに、なぜ病床が足りないのか」と連日のように批判が出ました。しかし、日本の医療は長年の医療費抑制政策で人材不足と経営難に苦しめられ、有事で即座に対応するために必要な「平時の医療提供体制の余力」がありません。今こそこうした政策からの転換と脱却を図り、将来の新たな感染症等の流行にも備えた堅固な医療機関経営が求められます。

「共に」取り組む姿勢も大切に

 医師不足に加え、公的病院の統廃合に向けた動きが加速するなど、本県の医療問題も山積しています。一定収入のある75歳以上の窓口負担増も決定し、受診抑制などによる健康長寿への影響が懸念されます。
 医療機関が単独で挙げられない声も、本会が集約して国や県に提出することで、改善・解決に向けた道筋が見えてくると考えています。難しい問題については、国や行政と共に向き合い、対処していくことも大切になってきます。
 本会はこれまで以上に医科歯科連携を充実させ、介護・福祉職とも連携を保ち、医療と社会保障の充実のために邁進して参ります。今年も皆様のご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

専門部活動のご紹介

Extracurricular activities

青森県保険医協会では、様々な専門部を置き、会務の適正な執行、研究・研修機会の企画立案と実行、公報活動などを行っております。

会員の入退会状況などを確認・分析し、魅力ある協会づくりのための意見交換などを行っています。
システム開発委員会 パソコン会員管理システムやホームページ・BBSの運用について、詳しい人が集い、意見集約をしています。

共済制度の普及や、適正な給付のために意見交換を行い、制度改善のための意見もとりまとめています。

「青森県保険医新聞」の企画・立案、公報のあり方について意見交換を行い、とりまとめています。

医療保険請求上の分からない点や問題点を広く会員から集約し、内容について調査・検討したり、提言案をとりまとめます。

環境と人体にかかわる様々な問題について洞察し、研究会や講演会なども企画し、それぞれの分野で情報発信もしています。

各種文化行事の企画したり、毎年好評の「医療職員接遇セミナー」の開催など、会員・職員のためになる活動を推進しています。